Unbox Therapyは19日(現地時間)、「iPhone 6s」の筐体パーツの耐加重テストの様子を収めた映像を、YouTube上に公開しました。

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Unbox Therapyは今月10日にも、独自に入手したiPhone 6sのものとされる筐体パーツを細部まで捉えた検証動画を公開していましたが(過去記事)、今回いくつかの調査とテストの結果、非常に興味深い事実が判明したことを伝えています。

まず今回、Unbox Therapyは「XRF(蛍光X線)分析器」という特殊な機械を用いて、iPhone 6sの筐体パーツに使用されている金属素材の組成を測定しました。

その結果、「iPhone 6」の筐体パーツに使用されている合金素材のおよそ98%がアルミニウムであったのに対し、iPhone 6sに使用されていた金属はその割合がおよそ92.8%まで減少し、代わりにおよそ6.1%もの亜鉛を含有していることが判明しました。

今回公開された耐加重性能テストの映像

さらに、Unbox Therapyは加圧装置を用いて、2点に同時に力を加えた際に2つの筐体パーツがそれぞれ何ポンドまでの圧力に耐えられるかを測定。結果は、iPhone 6の方がおよそ30ポンド(約13.6kg)を超えた時点で折れ曲がり始めてしまったのに対し、iPhone 6sにおいては、およそ80ポンド(約36.3kg)の力を加えてようやくしなり始めることとなりました。

ただし、前述の検証動画を見る限り、この大幅な改善は素材の変更によってのみ実現した訳ではないものと思われます。検証によると、iPhone 6sの筐体パーツにおいてはボリュームボタン周辺のフレーム部の厚みが大きく増しているとのことで、それに加えて素材の強度が増したことによって、上記の結果がもたらされたものと推察されます。

なお、亜鉛が含有されたことにより腐食が起こる危険性が増している可能性が考えられますが、どうやら従来モデルよりも改善された陽極酸化処理を筐体表面に施すことで、その危険性の軽減が図られている模様。

先日Unbox Therapyが公開した動画

現時点では、今回の情報を100%信じて良いものかは判断しかねますが、仮に今回のテストに用いられた筐体パーツが “本物” だったとするならば、iPhone 6sは現行モデルとは比較にならないほどの折れ曲がりにくさを獲得しているようです。

[Unbox Therapy via 9to5Mac]