米グーグルは10日(現地時間)、同社の提供する独自モバイル決済サービス「Android Pay」が、米国市場において正式サービスインしたことを発表しました。

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グーグルによると、Android Payはサービスインの時点で既に米国内の100万箇所以上において利用可能となる上、米国内の主要な銀行によって発行されるデビッドカードおよび大手カード会社のクレジットカードをサポートしているとのことです。

また、「Android 4.4 KitKat」以降のOSを実装するすべての “NFC搭載型” AndroidデバイスにおいてAndroid Payは利用できるほか、業界標準に準拠する「トークン化」と呼ばれるクレジット番号の暗号化技術を用いることで、実際の決済時の安全性を高めていることが強調されています。

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米国内で「Android Pay」を利用可能な店の一例

そのほか、年内にもアプリ内購入の決済にAndroid Payを利用したり、特定の店で決済端末にAndroidデバイスをタップすることでその店のポイントカードにポイントを貯めたり、あるいはクーポンを利用するように商品を特別価格で購入できたりするようになる予定であることも明らかにされました。

一方で今回、残念ながら米国以外の市場に対する提供計画などについては一切言及されることはなく、今はただ今後の発表を待つよりほかありません。

既に国内市場でもNFCに対応した端末やサービスが数多く利用されている現状を踏まえると、既にAndroid Payの “受け皿” はある程度完成しているようにも思えるのですが、実際に導入されることになるのはまだだいぶ先のこととなりそうです。

[Android Official Blog via Neowin]