A9プロセッサの詳細な仕様が判明 ―デュアルコアCPU + ヘキサコアGPU

Chipworksは25日(現地時間)、「iPhone 6s」シリーズに搭載される「A9」プロセッサをX線分析にかけた結果、幾つかの詳細な仕様が判明したことを伝えています。

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「A9」プロセッサのチップ構成

Chipworksによると、A9プロセッサは「iPhone 6」シリーズに搭載されていた「A8」プロセッサと同様にデュアルコアCPUを搭載している一方で、GPUに関しては4コアから6コアへと強化されているほか、L3キャッシュの容量も4MBから8MBへと倍増しているとのことです。

A8プロセッサのGPUには英Imagination Technologyの誇る「PowerVR GX6450」が採用されていましたが、残念ながら今回A9プロセッサに採用されるGPUの具体的なモデルナンバーについては明らかにされませんでした。しかしながら、おそらくは引き続きImagination Technology製のチップが実装されているものと推察されます。

また、最新の「14nm FinFET」(あるいは「16nm FinFET」)プロセスへと切り替えたことによる恩恵か、A9プロセッサのダイサイズはA8プロセッサ比でおよそ80%にまで小型化することに成功していることも、今回の調査により解明されました。

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「A8」プロセッサのチップ構成

なお先日には、中国の認証機関であるTENAAのデータベース上に登録されていたiPhone 6sのデータより、A9プロセッサの動作周波数およびRAMの容量が1.8GHzと2GBであることが判明しています(過去記事)。

早くもほぼ全容が解明された感のあるA9プロセッサとは裏腹に、「iPad Pro」に採用されている「A9X」プロセッサの詳細については未だに判明していませんが、それもiPad Proの発売日前後にはA9と同様にその全貌が暴かれることとなりそうです。

[Chipworks via Phone Arena]

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