米マイクロソフトは1日(現地時間)、同社の提供するバーチャルアシスタントシステム「Cortana」に、新たに「リアルタイム翻訳」機能を実装したことを発表しました。

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既にマイクロソフトは「Microsoft Translator」というリアルタイム翻訳機能を「Skype」などの一部製品において実装していますが(過去記事)、今回新たにCortanaにおいても同機能が利用可能になることが明らかにされました。

なお、この機能は「Hey, Cortana」の起動キーワードに続けて、”翻訳してほしい表現、文章または単語” と ”翻訳してほしい言語” を指定するという非常に簡単な操作で利用可能になりますが、タスクバーに直接質問文を入力することでも同様の結果を得られるとのことです。

例えば、「Hey,Cortana, how to say where is the closest grocery store in Spanish?(「一番近い食料品店はどこにありますか」は、スペイン語で何て言うの?)」とCortanaに尋ねることで、即座に最寄りの食料品店の位置を問う文章をスペイン語で読み上げてくれることになります。

また今回、日本語に加え、人気SFテレビドラマシリーズ「スタートレック」の劇中で使用される架空言語「クリンゴン語」をも含む計38ヶ国語への翻訳を可能にしていることが明らかにされました。

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「スタートレック」劇中に登場するクリンゴン人

ただし、現時点でこの機能が実装されるのは米国および中国市場においてのみとなるものの、順次利用可能な地域は拡大されていくことになるようです。

また先日には、ついに国内でも一部のWindows Insider Program参加者に対してベータ版のCortanaの提供が開始されましたが(過去記事)、正式版の提供すら開始されていない日本市場にこの新機能が提供されることになるのは、一体いつのことになるのでしょうか。

いずれ実装される日が来るとして、機械翻訳する際にあまり多言語との相性が良いとは言えない「日本語」をどれだけ正確に翻訳することができるのかについては興味深いものがあります。

[Microsoft via The Verge]