米グーグル、今秋にも中国市場に再参入へ -専用サービス準備

The Informationは4日(現地時間)、米グーグルが早ければ今秋にも、中国市場に対して本格的な “再参入” を果たす見込みと報じています。

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The Informationによると、再参入を果たすにあたり、グーグルは “中国市場向けに最適化を図った” 新たな「Google Playストア」および「Android Wear」の導入を計画しているとのことです。

過去にグーグルは、検閲を含む同社にとって大きな不利益に繋がる処置を中国政府によって求められたことに反発する形で、中国本土から多くの人員を引き上げたほか、またそのWebドメインも香港へと移し替えることとなりました。

そんな状況にあった同社が今回中国市場へ舞い戻ることを決定する大きな原因となったのが、中国市場で進行する “Android OSの断片化” とされているほか、断片化が進むことにより生じる “利用可能なサービスや機能にAndroidデバイス間で差異が生じる現象” も、グーグルは問題視している模様です。

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「Google Playストア」にどのような最適化が施されるかは不明

状況を打破する策として、新たなインセンティブを用意することによりOEM企業に対して最新版のAndroid OSへのアップデート実施を促し、またグーグル不在の間に独自に発達したAndroidアプリマーケット市場からシェアを奪い返すことが計画されているとThe Informationは指摘しています。

そのほか、数あるグーグルの計画の中でも、同社による管理が強化された “カスタム版” Android Wearの導入が最も直近に実現されるほか、そのAndroid Wearには標準中国語を話すバーチャルアシスタントシステムが実装される見込みとのことです。

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なお、このGoogle Playストアは中国本土で認可されて販売されており、かつ「Android 6.0 Marshmallow」を実装した端末においてのみ利用が可能となり、さらには電子書籍や映画などのコンテンツは提供されないなど、様々な点において “中国向け仕様” となる見込みです。

一度は中国市場から手を引いたグーグルでしたが、やはり更なる成長を実現する上で世界屈指の成長市場の存在は欠かすことができないということなのでしょうか。今後の同社の動向と手腕に関心と注目が集まります。

[The Information via 9to5Google]

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