「iPad mini 4」を分解、RAM増強もバッテリー減少

発売された端末を早々に分解することでお馴染みのiFixitが、新型「iPad mini 4」の解体レポートを公開しています。対象となったのは、型番「A1538」の16GB Wi-Fiモデルです。

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iPad mini 4は、今月9月9日に開催された米アップルのスペシャルイベントであまりにも “あっさり” 発表された端末でしたが、端末内部では、前モデルとの違いを多く見受けることができるモデルになっているようです。

まず、多くの人が関心を寄せているものと思われるRAMの容量ですが、iFixitによると、韓国SK HynixのLPDDR3の2GB容量であることが判明したとのこと。iPad miniシリーズは、これまで1GBのRAM容量を維持してきたため、iPad mini 4でようやく増強されたことになります。

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「iPad mini 3」と比較して、外観では1.4mm薄型化するなどの変化にとどまり、従来のデザインを踏襲しているiPad mini 4ですが、内部ではそれぞれのパーツの進化と配置の変更を確認することができます。

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左:iPad mini 3、右:iPad mini 4

 

端末の大部分のスペースを占めるバッテリーは、2セル型から1セル型へと変更されており、5124mAhとなっています。iPad mini 3は6471mAhであったため、バッテリー容量が減少したことになります。ただし、アップルはiPad mini 4のバッテリー駆動時間について、Wi-Fiモデルで最大10時間とこれまでと同じ表記をしているため、実使用で差を感じることはないものとみられます。

バッテリー容量の減少は、薄型化に起因しているようで、各種パーツの省電力化や効率化によってバッテリー駆動時間の現状維持を保っていることが予想されます。

また、FaceTimeカメラが大幅に小型化されており、その横にはWi-Fiのアンテナ(画像のオレンジ枠部分)が新たに配置されています。従来通りスピーカー近くに配置されているものと合わせると2箇所に設置されることになります。

新しいパーツが追加されているように見える画像の緑枠部分については、Wi-Fiのロジックボードの隙間を埋めるプラスチックであるとのことで、恐らくはディスプレイを支え、強度の強化を図ったものと思われます。

これらの変更は、昨年発表された「iPad Air 2」と同様のものになっているとのことで、iPad mini 4は、iPad Air 2をそのまま小型化した端末に仕上がっているようです。

なんともさり気なく登場したiPad mini 4でしたが、内部のデザインやRAM容量の増強などを考えると、それなりに意味のある登場だったと言えそうです。

[iFixit via Apple Insider]

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