Phone Arenaは23日(現地時間)、「Exynos M1」の開発コードネームで知られる韓国サムスンの自社開発SoC「Exynos 8890」のベンチマークスコアがリークされたことを伝えています。

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今回、中国で人気を博するマイクロブログWeibo上で精力的な活動を展開する情報筋により、Geekbench 3ベンチマークテストにおけるExynos 8890のスコアがリークされました。

情報によると、Exynos 8890は最大2.4GHzで動作し、シングルスレッド処理性能のスコアは2304となり、マルチスレッド処理性能については8038を記録したとのことです。

今回のスコアは、先日正式発表された「iPhone 6s」シリーズに搭載される「A9」プロセッサの同テストにおけるスコアと比較すると、シングルスレッドではおよそ10%ほど下回ったのに対し、マルチスレッドにおいてはおよそ75%ほど上回ったとされています。

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以前にリークされたGeekbench3における「Exynos M1(Exynos 8890)」のスコア

なお、先日の情報では、Exynos M1に搭載される独自開発CPUコア「Mongoose」においては、「Exynos 7420」比でシングルコア性能がおよそ45%ほど向上する見込みとされていましたが(過去記事)、同テストにおけるExynos 7420のシングルスレッド処理性能のスコアがおよそ1500前後であることを踏まえると、今回のスコアはその指摘とも合致する結果となりました。

そのほか、先月にも同テストにおけるExynos M1のスコアがリークされていますが(過去記事)、その際にはシングルおよびマルチスレッド性能においてそれぞれ2136と7497を記録していることからも、少なくともExynos 8890がExynos 7420から大幅な性能向上を実現していることに期待しても良さそうです。

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先日Geekbench 3のデータベース上に発見された「Lucky-LTE」のデータ

しかし一方で、先日Geekbench 3のデータベース上に確認されたExynos 8890を搭載するサムスン製の未発表端末「Lucky-LTE」の情報によると(過去記事)、Exynos 8890のベンチマークスコアはそれぞれ1336と4824とのことで、今回の情報とは大きく食い違う結果となっています。

現時点ではどちらがExynos 8890の本当のスコアなのかは判明していませんが、仮にEyxnos 7420の後継モデルとして開発されているとするならば、今回報告されたスコアの方がより正確である可能性が高そうです。

[Weibo via Phone Arena]