サムスン、業界初「12Gb LPDDR4メモリ」の生産開始 -スマホで6GB RAMも

韓国サムスンは8日(現地時間)、業界初となる「12Gb LPDDR4メモリ」の大量生産を開始したことを発表しました。

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近年の高性能スマートフォンにおいて主流となりつつある「8Gb LPDDR4メモリ」ですが、従来一般的であった「LPDDR3メモリ」と比較するとデータ転送速度や消費電力など様々な点において優れている一方で、端末に搭載されるRAMの最大容量は4GBまでとなっていました。

しかし今回サムスンによって発表された12Gb LPDDR4メモリは、1チップで1.5GB(=12Gb)の容量を実現するため、4枚を1組としてメモリパッケージを構成することにより、最大で6GBものRAMをスマートフォンなどの機器に搭載することを可能にする上に、構成する枚数を2枚にすることで3GBのメモリパッケージとすることも可能となります。

プレスリリースによると、この最新の20nmプロセスで製造された12Gb LPDDR4メモリは、前世代の8Gb LPDDR4メモリと比較して30%以上も高速な動作と20%ほど優れた省電力性能を両立させているほか、一般的な20nmプロセス級の8GB LPDDR4メモリと比べて50%以上も生産性を向上させているとのことです。

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発表された最新の「12Gb LPDDR4メモリ」

なお今回、残念ながらこの最新メモリを搭載した端末が登場する時期などについては言及されませんでしたが、そう遠くない将来にも6GBもの潤沢なシステムメモリを搭載した次世代フラッグシップ端末が発表されることが予測されます。あるいは、2016年第1四半期にも発表される見込みの「Galaxy S7」に実装されることになるかもしれません。

非常に高度な半導体製造技術を武器に、近年プロセッサやメモリ技術の分野においてその頭角を現しているサムスンですが、また1つライバルに先んじることとなりました。同社の今後にも大いに期待したいところです。

[Samsung via Phone Arena]

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