アップル「A10」プロセッサ、TSMCが独占的に製造か

DigiTimesは14日(現地時間)、米アップルの次世代プロセッサ「A10」の製造を、台湾TSMCが “独占的” に担当することになる見込みと伝えています。

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画像は「iPhone 6s」シリーズのもの

今回の情報は中国メディアを出所としているようですが、正直現時点ではその信憑性については疑問が残ると言えます。ことアップル製品に関する情報は実際に発表されるまで二転三転するのが常であり、事実「iPhone 6s」シリーズに採用される「A9」プロセッサに関しても多くの情報が錯綜していました。

またDigiTimesによると、A10プロセッサの製造にはTSMCの「16nm FinFET」プロセスが採用され、2016年3月頃より本格的な生産が開始される見込みとのことです。

そのほか今回、A9プロセッサの製造におけるTSMC製半導体のシェアは最終的におよそ50%にも達したと伝えられており、韓国サムスンと仲良く二分し合うこととなったようです。一時期は30%になるとも70%になるとも伝えられていましたが(過去記事[1][2])、落ち着くべき比率に落ち着いたというところでしょうか。

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なお、実際に大量生産が上述の時期に開始されるとするならば、TSMCが開発する “改良版” 16nm FinFETプロセスとなる「16nm FinFET+」(過去記事)には十分間に合うタイミングであるものと思われます。

おそらく現在一部の「A9 / A9X」に採用されているのは通常の16nm FinFETプロセスと思われますので、A10プロセッサでは回路設計による性能向上に加え、プロセスルールの進化によるパフォーマンス向上の実現にも期待できるかもしれません。

iPhone 6sシリーズが発売されてもいない状況で次世代モデルの話をするのは流石に気が早すぎるようにも思われますが、先述したように現時点での情報はあくまでも “眉唾” なものとして受け止めておく方が良さそうです。

[DigiTimes via Phone Arena]

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