米連邦地裁、米アップルに対して約280億円の賠償命令を下す ―特許訴訟

ロイターは16日(現地時間)、米アップルと米ウィスコンシン大学との間で繰り広げられていた特許訴訟において、アップル側に2億3400万ドル(約280億円)の支払い命令が下されたことを報じています。

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先日、ウィスコンシン大学の保有する技術特許を侵害したとして、米国の連邦地方裁判所がアップルに対して損害賠償の支払いを命じたことは世界的に大きく報道され(過去記事)、その賠償金額が最大で8億6240万ドル(1030億円)にも達する可能性も指摘されたことにより、その後の進展には大きな注目が集まっていました。

今回、米国の連邦地方裁判所の裁判官ウィリアム・コンリー氏は、アップルが多大な損害を与え得る状況に直面していることを指摘しつつも、「今回の特許侵害はwillfully(故意に)行われたものではない」という判断を賠償金額の根拠としています。

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「A7」、「A8」および「A8X」プロセッサを巡る両者の争いに関しては一旦の決着を見せることとなりそうですが、今後のアップルの対応次第では長期化する可能性もありえる上に、既にWARFは再度アップルを相手取り「A9」および「A9X」プロセッサに対して同様の特許訴訟を起こしており、両者間の争いはまだしばらく続くことになりそうです。

[Reuters via 9to5Mac]

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