米グーグル、一部Android 6.0端末に「フルディスク暗号化機能」のデフォルト化を要求

Phone Arenaは19日(現地時間)、米グーグルが一部端末において、「フルディスク暗号化機能」をデフォルトで有効化するよう各メーカーに対して要求していることが判明したと伝えています。

Phone Arenaによると、Android OSの仕様や互換性に関して詳細に記された公式資料となる「Compatibility Definition Document(DCC)」の最新版において、一定の条件を満たす「Android 6.0 Marshmallow」端末においては、フルディスク暗号化機能をデフォルトで有効化するよう明記されていることが判明したとのことです。

同様の要求はかつて「Android 5.0 Lollipop」においても見られましたが、端末の著しいパフォーマンス低下を引き起こす可能性が高い(過去記事)ということで、後にその実装は各企業で任意に選択できるように変更されていました。

なおDCCの中では、フルディスク暗号化(ストレージ内全ドライブのデータ暗号化)機能をデフォルトで有効化する際の基準として、以下の2つを提示しています。

  • 発売時点でAndroid 6.0 Marshmallowを実装していること
  • 「Advanced Encryption Standard(AES)」準拠の暗号化処理におけるパフォーマンスが50Mib/秒以上であること

上記の条件を共に満たしている場合のみ暗号化機能のデフォルト化が要求されるため、OSアップデートによりAndroid 6.0が導入される端末や性能不足の端末は要求の対象外となるようです。

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果たして、Android 5.0 Lollipopの時の失敗とその反省が生かされているであろうAndroid 6.0 Marshmallowにおいて、フルディスク暗号化機能は今度こそ各企業およびユーザーから色好い評価や反応を得ることができるのでしょうか。

[Android Compatibility Definition Document via Phone Arena]

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