16基のカメラモジュールを搭載するコンデジ「Light L16」、来夏発売へ

The Vergeは7日(現地時間)、16基のカメラモジュールを搭載するコンパクトデジタルカメラ「Light L16」の予約受付が、本日より開始されたことを報じています。

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この奇天烈なデザインが特徴的なL16は、スタートアップ企業Lightによって開発された「コンピュテーショナルフォトグラフィ」に特化したデジタルカメラであり、計16基搭載された約1300万画素のカメラモジュールから取り込んだ大量の情報をコンピューター処理する機能により、通常のデジタルカメラとは一線を画す撮影能力を実現しました。

16基のカメラモジュールは焦点距離別に3つのグループに大別され、焦点距離35mmおよび70mmのモジュールがそれぞれ5つずつに加え、焦点距離150mmのモジュールと1基の赤外線センサーを搭載しているほか、70mmと150mmカメラモジュールには「屈曲光学系」が採用されています。

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「L16」の内部構造。70mmと150mmモジュールには屈曲光学系を採用する

また、焦点距離の異なる3種類のカメラモジュールを搭載することにより、焦点距離35mmから150mmの間で効果的なズーム処理を実行可能にし、それぞれのモジュールから取得した情報を1つの画像に圧縮することで最大約5200万画素相当の画像として出力したり、撮影後に焦点を変更したりすることも可能とのことです。

なおLightは、この超解像撮影技術を用いることにより、未だに多くのデジタルカメラが苦手としている低照度環境下においても、よりディテールが豊富でよりノイズの少ない画像の撮影ができると主張しています。

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各種操作は背面部に搭載された5.0インチのタッチスクリーンを利用して実行する

既にL16は、公式Webサイトを通じて1299ドル(約15万6000円)で先行予約の受付が開始されているものの、その出荷予定時期は2016年晩夏とされているほか、11月6日からは販売価格が1699ドル(約20万4000円)へと値上げされる予定です。

コンセプト自体の面白さはもちろんのこと、公式サイト上に掲載されるサンプル画像を確認する限りでは撮影能力の高さにも期待して良さそうに思えますが、軽い好奇心だけで手を出すには少々躊躇われる価格設定がネックといったところでしょうか。

[The Verge / Light]

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