Arctic Islandsの一部製品にも「GDDR5Xメモリ」が採用される?

KitGuruは28日(現地時間)、米AMDの次世代GPUファミリーの一部製品に、「GDDR5Xメモリ」が採用される見込みと伝えています。

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KitGuruによると、「Arctic Islands」の開発コードネームで知られるAMDの次世代GPUファミリー(過去記事)の一部製品には、「GDDR5メモリ」の後継規格となるGDDR5Xメモリが採用される見込みとのことです。

これまでの情報では、Arctic Islandsには「HBM2(High Bandwidth Memory 2)」が搭載される見込みとされていましたが、既に米NVIDIAの「Pascal」ファミリーについても一部製品へのGDDR5Xメモリ採用が噂されているほか(過去記事)、先日にはArctic IslandsへのHBM2採用が見送られた可能性も指摘されています(過去記事)。

次世代高速メモリ規格となるHBM2については、限定的な生産量となるもののAMDに対して優先的に供給される見通しでしたが、それでもなお全製品に搭載させるに足るだけの供給量を確保できなかったということなのでしょうか。

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先日リークされた「GDDR5Xメモリ」に関するプレゼン資料(の一部)

なお、先日リークされた資料によると、GDDR5Xメモリは初期には10~12Gbpsのデータ転送速度を実現し、最終的には16Gbpsまで高速化される予定とのことですが、現行のGDDR5メモリの転送速度が7Gbpsであることを踏まえると、大幅な転送速度の向上を実現させる可能性を秘めていると言えます。

また、GDDR5XメモリはGDDR5メモリと互換性があり、GPUメーカーはGDDR5Xメモリの導入に新たな労力やコストをかける必要がありません。 一方で、電力効率や積載できるメモリ量などの点においてはHBM2に軍配が上がるため、ハイエンド以上の製品にはHBM2、ミッドレンジおよびローエンド以下の製品にはGDDR5Xメモリといった使い分けがなされるものと思われます。

とはいえ、現時点では今回の情報の信憑性は噂話程度のものに過ぎず、真相が明らかにされるのは、残念ながらまだしばらく先のこととなりそうです。

[TechPowerUp via KitGuru]

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