Thinky Bitsは3日(現地時間)、「iOS」のリリースサイクルが大幅に短縮されている可能性を示唆する資料を公開しています。

記事35.2

Thinky Bitsは今回、過去にリリースされてきたiOSのバージョン別にベータ版の開発期間を示した棒グラフを公開しました。資料を見る限りでは、過去のiOSは一般的には90日前後、早くとも60日程度の間隔で正式版のリリースが繰り返されてきましたが、「iOS 9.1」のみわずか30日程度で開発が完了しています。

「iOS 9.2」においてはさらにそれを上回る速度で「beta 1」を終え、既に「beta 2」へと移行しており、このままのペースで行けば30日足らずで正式版がリリースされることになるかもしれません。

なお、「iOS 8.1」は異例とも言える20日程度の期間で正式版のリリースに至っていますが、少なくとも「beta 4」ないし「beta 5」までは開発が重ねられるのが通常のところ、わずかbeta 2で開発が完了していることからも、一種の例外とみなして良さそうです。

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バージョン別「iOS」リリースサイクル一覧

仮に米アップルがiOSのリリースサイクルの短縮を決定したのだとして、はたしてその理由はどこにあるのでしょうか。

1つ気になる情報として、iOS 9.1を導入した一部ユーザーから「Touch ID」に致命的な不具合が発生したことが報告されていますが、もしかするとiOS 9.2の開発が急ピッチで進められているのも、その不具合が原因となっているのかもしれません。 もしそうであるとするならば、「iOS 9.3」以降はリリースサイクルが従来のペースに戻される可能性も考えられます。

なお、本日には「iOS 9.2 public beta 2」の提供が開始されており、iOS 9.2は今後のアップルのiOS開発に対するスタンスを量る1つの試金石となりそうです。

[Thinky BitsForbes via Phone Arena]