DigiTimesは20日(現地時間)、「AR(オーグメンテッドリアリティ)」関連市場が、2020年までに1000億ドル(約12兆円)規模にまで成長する見込みと伝えています。

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米国の市場調査会社ABI Researchが新たに発表した予測によると、AR関連機能を実装するスマートグラスの出荷台数は2020年に2100万台に達し、2015年から2020年にかけてのCAGR(年平均成長率)は78%を記録するほか、同市場の総収益におけるCAGRも73%に達する見込みとのことです。

そのほか今回ABI Researchは、今後AR技術は工業(産業)およびヘルスケア分野において最も重用されるようになり、同市場には専用デバイスやソフトウェアも数多く投入されることになる可能性を指摘。その一方で、ゲームに代表されるエンターテインメント分野などの一般消費者向け市場への進出は、主にスマートフォンなどの携帯端末を足掛かりにして進められるとの予測も明らかにしました。

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また、ARと並べて語られることも多い「VR(ヴァーチャルリアリティ)」分野ですが、その関連市場は今後AR分野と同様に成長を続けるものの、その市場規模は遥かに小さいものにどとまる見込みとしています。

目まぐるしく技術の進歩やトレンドの変化が訪れる現在の世界において、5年も先のことを精確に見通し予測することは非常に困難であると言えますが、映画や小説で目にした近未来的な光景は確実に実現が近付きつつあるようです。

[DigiTimes]