ジョニー・アイヴ氏「アップル20年の伝統がiPad Proで変わる」

昨日米アップルのオンラインストアで販売が開始された「iPad Pro」ですが、アップルのデザインチームでは早速紙に代えて使用し始めているようです。

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アップルのデザインチームのチーフとして知られるジョニー・アイヴ氏は、iPad Proの発売に合わせて英紙テレグラフのインタビューに答え、iPad Proと「Apple Pencil」の魅力を語りました。

ジョニー氏によると、アップルのデザインチームはこれまで20年以上に渡って紙のスケッチブックを使用してデザインを描いてきたとのことです。しかし、iPad Proの登場によりその伝統が変わろうとしているといいます。

ジョニー氏は、「従来のペンを持つ感覚でApple Pencilをとりながら楽しいことを考え、そのまま描き始める。熱中していることから覚め、ただ道具として使っていることに気づいた時、デモとしてではなく、実際に使い始めていたことに気づくのです」と語り、iPad ProとApple Pencilが従来の紙とペンに近い感覚であることを伝えています。

さらに、「絵筆や鉛筆、ペンなどを普段使っている人であれば、(iPad ProとApple Pencilは)その経験の延長のように感じ、身近なもののような感覚になるだろう」とし、「使われている他のスタイラスペンはすべて、アナログ世界の表現方法としてとても拙いものである」とまで語っています。従来の製品との比較については、アップルのティム・クックCEOも「Apple Pencilは従来のスタイラスとは異なる」とするコメントを出しています。

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iPad Proはぱっと見、画面サイズが12.9インチにただ大きくなっただけのように感じますが、アップルはApple Pencilとの組み合わせに自信を持っているようです。なお、Apple PencilはiPad Proとは別売りの1万1800円(税別)で、残念なことにiPad Proのみでしか使用することはできません。

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12.9インチというサイズ感やキーボードを取り付けた2-in-1の使用が紹介されていることなどから、ビジネスシーンでのPCとしての機能が問われがちなiPad Proですが、その訴求先はデザイン開発のプロに向けられているようです。

[Telegraph via 9TO5Mac]

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