世界で最も利用者数が多いのは、「4.7インチ」スマートフォン?

Phone Arenaは19日(現地時間)、モバイル端末に関する総合的な情報データベースDeviceAtlasがスマートフォンに関する興味深い統計を公開していることを伝えています。

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地域別にディスプレイサイズ毎のシェアを示した円グラフ(1)

今回DeviceAtlasは、数千以上にも上る世界中のWebサイトからWebトラフィックを収集し、スマートフォンに関する総合的な統計データを作成しました。その中に含まれる「各地域におけるスマートフォンのディスプレイサイズ毎のシェア」を示した円グラフによると、世界中で最も利用者が多いのは「4.7インチ」スマートフォンであるとのことです。

データが公開された地域のすべてにおいて、4.7インチスマートフォンが首位または2位を獲得しており、とりわけ日本市場におけるシェアは50.6%にも達しています。

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地域別にディスプレイサイズ毎のシェアを示した円グラフ(2)

そのほかこのデータにより、5.0インチ端末が4.7インチに次いで高い人気を誇っていることや、一般的に「ファブレット」に分類される5.5インチ以上の端末は一部の市場を除いてはあまり普及していないことが示される形となりました。

また今回、「ディスプレイ解像度毎のシェアに関する円グラフ」も公開されています。世界的に見ると1334×750解像度のパネルを採用する端末の利用者数が最も多く、その後ろにはフルHD(1920×1080)とHD(1280×720)が順当に続いたものの、一部のフラッグシップモデルにのみ採用されるWQHD(2560×1440)のシェアは非常に低いものとなりました。

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パネル解像度毎の利用者数を示した棒グラフ

これら2つの統計データから言えることは、少なくともデータの公開されている10地域においては「iPhone 6」および「iPhone 6s」が高い人気を誇っているということでしょうか。

4.7インチディスプレイを採用する端末はiPhone以外にも存在しますが、1334×750という特殊な解像度を採用する端末は上述の2機種のみとなります。 また同様に、5.5インチスマートフォンの利用者数が多い地域は、共通してiPhoneのシェアが高い地域でもあることにも相関性を見出すことができそうです。

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「Android OS」と「iOS」の勢力分布図

一方で、先日米国の市場調査会社International Data Corporation(IDC)が発表したデータによって、2015年第2四半期時点における「Android OS」の市場シェアは全世界で82.8%にも達しており、ライバルと称される「iOS」はわずか13.9%にとどまっていたことが明らかにされました。

その勝敗を分けた要因としては、やはり新興成長市場や低価格市場の存在が大きいものと思われます。今後その市場に対して米アップルが積極的なアプローチを図らない限り、近い将来にOSシェアが大きく変動することはなさそうですが、はたしてブランドのイメージや価値を強く尊重する同社がそのような策に打って出る日は訪れるのでしょうか。

[DeviceAtlas via Phone Arena]

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