マイクロソフト、「Androidアプリエミュレーター」の計画を完全凍結か

Windows Centralは13日(現地時間)、米マイクロソフト製のAndroidアプリエミュレーター「Project Astoria」の開発が、一時的な凍結または完全にキャンセルされた可能性を伝えています。

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今年4月末に開催された開発者向けの年次カンファレンス「BUILD 2015」において、「Windows 10 Mobile」のプラットフォームとしての魅力を強化するための4つのプロジェクトが提示されました。

1つは、WebアプリをWindows 10 Mobileに移植する「Project Westminster」。そして2つ目と3つ目が、それぞれ「Win32」アプリと「iOS」アプリの移植を補助する「Project Centennial」および「Project Islandwood」。そして最後の1つが、Windows 10 Mobile向けのAndroid向けアプリエミュレーターの開発・提供を行うProject Astoriaとなります。

今回Windows Centralが複数の情報筋から入手した情報によると、このうちProject Astoriaに関しては、一時的な計画の遅延または永続的な開発のキャンセルが決定している模様とのことです。ただし現時点ではマイクロソフトからProject Astoriaの進退について明確な発表はなされておらず、あくまでも “not ready yet(まだ準備が整っていない)” とだけ明かされているに過ぎません。

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なお、Project Astoriaの開発がキャンセルされた可能性を示唆する事実として、Insider Preview版の「Windows 10 Mobile Build 10586」のソースコード内から、Androidサブシステムに関する記述が完全に削除されたことや、同プロジェクトの公式フォーラムが今年9月以降完全に沈黙を貫いていることなどが挙げられています。

指摘されるように計画が完全凍結されてしまったのならば非常に残念ではありますが、一方で幸いにも残り3つのプロジェクトに関しては順調に計画が進行しているようですので、それらの提供開始を心待ちにしつつ、Project Astoriaの今後に関する明るい公式発表に期待を寄せたいところです。

[Windows Central via Neowin]

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