サムスン、ウェアラブルデバイス向けSiP「Bio Processor」を発表

韓国サムスンは4日(現地時間)、韓国で開催された「International System on Chip Design Conference 2015」において、ウェアラブルデバイス向けの新開発プロセッサ「Bio Processor(BP)」を発表しました。

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画像は「Galaxy Gear S2」のもの

このBio Processorは、「SiP(Sysytem-in-a-Pakage)」方式を採用するチップとして開発されており、アプリケーションプロセッサ(AP)、Wi-FiおよびBluetoothモジュール、タッチセンサーコントローラー、CMOSイメージセンサー、ディスプレイドライバICチップ、フラッシュメモリなどの幾つものパーツから構成されています。

また、サムスンによると、その名称が示す通り様々な生体測定機能を備えており、その中には心電図記録(ECG:Electrocardiography)や光電脈波測定(PPG:Photoplethysmograph)、「BIA(生体電気インピーダンス法)」方式による体脂肪測定機能なども含まれているとのことです。

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「International System on Chip Design Conference 2015」の壇上で発表を行うサムスンの代表者

さらに、この生体測定機能は高いセキュリティ性能の実現にも一役買っており、例えば心臓の脈拍を測定および分析することにより装用者に特定の脈拍パターンを記録し、その脈拍パターンを本人認証における判別基準として利用することも可能となるとされています。

そのほか、チップの製造に「45nm」プロセスを使用することで、従来の「130nm」プロセス製のチップと比較しておよそ75%も小型化を図ることに成功しているほか、既に同チップの開発はほぼ完了している模様です。

なお今回、近日中にもBio Processorを200ドル(約2万4000円)以下の価格で提供開始するほか、将来的に「20nm」プロセスで製造された、よりコンパクトな後継モデルを登場させる予定であることも明らかにされました。

[ETNews via G for Games]

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