「Samsung Pay」、2016年よりミッドレンジ級以下の端末にも提供か

The Korea Hearldは18日(現地時間)、韓国サムスンがミッドレンジ級以下の端末に対しても、「Samsung Pay」および「指紋認証機能」の提供を開始する見込みと伝えています。

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The Korea Heraldによると、指紋認証機能を備えSamsung Payに対応した新型ミッドレンジないしエントリーモデルは、2016年上半期中にも市場に投入される見込みとのことです。

サムスンは、インドネシアやトルコ、エジプトなどに代表される15の新興成長市場のうち14市場において、スマートフォンシェアで首位に立っていることが伝えられていますが、これらの地域ではミッドレンジ級以下の低価格端末が主力商品となっています。

それらの新興成長市場においてもSamsung Payが利用可能になれば同サービスの裾野は劇的に広がることになるため、サムスンが低価格端末に対してもSamsung Payの提供を計画しているという指摘は、非常に理に適っていると言えるのではないでしょうか。

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なお、上述の内容についてはサムスングループのサムスン証券に属するアナリストによる裏付けが取られているほか、先日にはサムスン幹部によってSamsung Pay対象機種の拡大計画も明らかにされており(過去記事)、近い将来に実現する可能性は高そうに思われます。

そのほか今回、正式サービスインから2ヶ月程度の間に、Samsung Payを通じて決済された額がおよそ8800万ドル(約109億円)にも達したことも指摘されました。今年9月下旬にはサービスインから1ヶ月間の決済総額はおよそ3000万ドル(約37億円)だったことが公式に発表されており(過去記事)、どうやら米国でのサービス展開(過去記事)を契機にその勢いを増すことに成功している模様です。

豊富な製品展開により、新興成長市場や低価格端末市場で勝負を仕掛けることが可能な点において米アップルよりも優位に立つサムスンですが、モバイル決済サービス市場において最初に覇権を握るのは、もしかすると「Apple Pay」でも「Android Pay」でもなく、Samsung Payになるのかもしれません。

[The Korea Herald via G for Games]

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