「SteamOS 2.0」、ゲームプレイ時にWindows 10比で大幅なフレームレート低下を記録

Ars Technicaは13日(現地時間)、ゲームプレイ時のフレームレート比較テストにおいて、「SteamOS 2.0」が「Windows 10」に大きく後れを取ったことを伝えています。

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「SteamOS」は、米Valve Corporationが普及を推進するゲーミングプラットフォーム「Steam Machine」の基盤OSとするべく開発が進められているLinuxベースのOSであり、SteamOS 2.0はその最新版となります。

今回Ars Technicaが実施したテストによると、SteamOS 2.0環境下で動作させたゲームにおいては、Windows 10環境下比で最大約58%ものフレームレート低下が確認されたほか、テストしたすべての項目においてWindows 10の方が優れたスコアを記録したとのことです。

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今回のテストで記録されたフレームレートの比較グラフ(の一例)

以下は、今回のテストに用いられたPCのスペック。

OSWindows 10 Pro(64-bit)
SteamOS 2.0.4.1.0-0
CPUIntel 3.0GHz駆動 デュアルコア Pentium G3220
GPUZotac Geforce GTX660(2GB)
GPUドライバGeForce Game Ready Driver v. 358.91
RAM8GB DDR3-1600
ストレージWestern Digital WD Blue 7200 rpm 500GB HD x 2
マザーボードMSI H81I(mini-ITX)
オーディオオンボード
ネットワークオンボード(有線ギガビットイーサネット)
電源Antec VP-450(450W)
ケースBitFenix Prodigy(アークティックホワイト)

最悪のケースにおいて50%以上ものフレームレート低下を引き起こした直接的な原因がどこにあるにしろ、今回のテストが示した結果は、ゲーミングプラットフォームに採用されるOSにとっては決して芳しいものではなく、今後の改善に期待が集まります。

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今回のテストで記録されたフレームレートの比較グラフ(の一例)

とは言うものの、既存の各種ゲームタイトルやGPU製品が、長らくに渡りWindows OSないしOS X環境下での動作を前提に各種ドライバなどの調整および最適化が図られてきた事実を踏まえると、プラットフォームとしては歴史の浅いSteamOSおよびSteam Machineが、現時点においてWindowsプラットフォームの後塵を拝するのもやむを得ないことなのかもしれません。

また今回の結果は、あくまでもArs Technicaが実施したテストにおけるものであり、あるいは異なる条件下で比較した場合には全く異なる結果となる可能性もあり得ると言えます。いずれにせよ、SteamOSにはまだまだ改善・改良の余地が残されていることは間違いなさそうです。

[Ars Technica via KitGuru]

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