Ekstra Bladetは24日(現地時間)、「Apple Watch」が原因とされる重大な火傷被害の発生が報告されたことを伝えています。

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モウリゼン氏が装着していた「Apple Watch」のバンド部には、焼け焦げたような形跡も

Ekstra Bladetによると、デンマーク在住のヨルゲン・モウリゼン(Jørgen Mouritzen)氏は現地時間11月17日、Apple Watchの装用中に手首に強い熱を感じた後、深い火傷を負ってしまったとのことです。

今回公開されたモウリゼン氏の手首を捉えた写真には、生々しく痛ましい火傷跡が確認できるほか、同氏が装着していたApple Watchのバンド部には焼け焦げたような形跡を認めることができます。

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徐々に回復しつつあるモウリゼン氏の火傷跡

なお、アップルは問題発覚直後すぐに同氏に連絡を取っており、早急に調査を進めることを約束。しかしアップルは、「今回の火傷事故は外部からの影響に起因するものであり、Apple Watch自体に原因があるものではない」と結論付ける声明を発表しており、モウリゼン氏の主張と真っ向から反する形となりました。

実際の原因がどこにあるかは不明ですが、今年7月上旬にもApple Watchに起因すると見られる火傷被害の発生が複数件報告されていることに加え(過去記事)、アップルの公式サポートフォーラム上においてもApple Watchの過熱問題の存在が複数ユーザーから指摘されている事実を踏まえると、やはりApple Watchに原因があるのではないかという疑念が湧き出てきます。

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火傷してから数日後のモウリゼン氏の手首の様子

火傷被害とされているうちの何パーセントかは「金属アレルギー」による炎症反応と混同されている可能性も指摘されるなど、報告されている火傷被害の全部が全部Apple Watchの不具合によって引き起こされたものであるとは言い難いようにも思えます。

しかしながら、少なくとも何らかの被害の発生が複数名のユーザーによって報告されているのは紛れもない事実であり、「Apple Watchには何の問題もない」という公式見解をいつまでも貫き通すのは少々難しい状況にあると言えそうです。

[Ekstra Bladet via Phone Arena / Apple Support Communities]