米Mozilla、「Firefox OS」スマホの開発・販売終了を宣言

米Mozillaは8日(現地時間)、米オーランドで開催した開発者向けイベントにおいて、「Firefox OS」スマートフォンの開発および販売を終了したことを正式に発表しました。

記事54.2

MozillaからWeb本位の汎用プラットフォームとして2013年に初めてその存在が明かされ、低価格スマートフォン市場に新たな風を吹き込む存在として大きな注目を集めたFirefox OS。しかし、今日に至るまで一般消費者やスマートフォンメーカーの興味や関心を大きく掻き立てることはできず、ついに今回その開発と販売の終了が宣言される運びとなりました。

ただし、あくまでもスマートフォン分野から撤退をするということであり、今後も「コネクテッドデバイス」を中心としたIoT(Internet of Things)分野を軸に、エコシステムの成長と拡大に挑戦し続けるほか、近日中にもそれに付随した発表を行う予定であることが明らかにされています。

記事54.3

国内初のFirefox OSスマートフォン「Fx0 LGL25」

なお、既に国内市場においてもKDDIから「Fx0 LGL25」が昨年12月下旬に発売されていますが(過去記事)、国内における最初で最後のFirefox OSスマートフォンとなってしまいそうです。

記事54.1

スマートフォンのOSをめぐっては、「Windows Phone(Windows 10 Mobile)」と「Tizen OS」、そして「BlackBerry OS」にFirefox OSを主な登場人物として、“第3のOS” の座を巡る熾烈な競争が繰り広げられてきました。カナダのブラックベリーが「Android OS」へと乗り換える戦略に舵を切ったところに、Firefox OSの開発中止の報道が重なり、いよいよWindows陣営とTizen陣営による一騎打ちの様相を呈することとなりました。

現時点ではWindows 10 Mobileが優位な状況にあり今後もそう簡単には形勢が逆転することはなさそうですが、この先のTizen陣営の動向次第では戦局が覆されることになるかもしれません。

[TechCrunch via Neowin]

ソーシャルシェア

コメント投稿