MediaTek、世界初LPDDR4Xメモリ採用SoC「Helio P20」を発表

台湾MediaTekは22日(現地時間)、世界で初めて「LPDDR4Xメモリ」を採用するモバイル端末向けSoC「Helio P20」を発表しました。

87 Helio P20

Helio P20は、MediaTekの展開するモバイル半導体ブランド「Helio」シリーズにおける最新モデルとなり、世界で初めてLPDDR4Xメモリを採用している点を最大の特徴としています。

プレスリリースによると、LPDDR4XメモリはLPDDR3メモリ比で70%も広いメモリ帯域幅と50%も優れた省電力性能を実現しているほか、Helio P20は製造プロセスに同シリーズ初となる「16nm FinFET」プロセスを採用し、従来製品から高性能化および省電力化を達成しているとのことです。

Helio P20は、先代モデル「Helio P10」と同様に8つの「Cortex A53」コアを搭載する一方で、動作周波数は2.3GHzにまで向上。GPUについても、900MHz駆動の「Mali T880 MP2」が採用され、ゲームおよびマルチメディア性能が強化されました。

87 Helio P20 info

また、Helio P20は通信モデムも強化され「LTE Cat.6」に対応。上下方向の通信速度はそれぞれ300Mbpsと50Mbpsを実現しています。さらに、20MHz帯の電波を2波束ねる(2×20MHz)キャリアアグリゲーションに加え、デュアルSIM機能への対応も果たしています。

そのほか、Helioシリーズにおける最上位モデル「Helio X20」にも採用されている独自のISP(イメージシグナルプロセッサ)を採用したことにより、従来モデル以上に優れた画像処理能力を実現し、より高品質な画像の撮影を可能にしたことが強調されています。

なお、Helio P20を搭載する製品は、2016年下半期中に登場する予定とのことです。

[MediaTek[1][2] via PC Watch]

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