株式会社ソシオネクストは23日(日本時間)、世界で初めて1チップでHEVC方式に対応した「8K(7680×4320)」映像のデコード(復号)処理を可能にしたLSIとして、「SCH801A」を発表しました。

88 SCH801A

プレスリリースによると、SCH801Aは日本放送協会(NHK)と共同で研究開発されたものであり、従来は複数の高性能プロセッサによる並列処理を必要としていた8K/60p形式の映像のデコード処理を、たった1枚のチップのみで可能にした点を最大の特徴としているとのことです。

また今回、既に試験用ストリームデータを用いた同チップによる8Kデコード処理の動作が確認されているほか、製品の出荷時期は2016年11月を予定していることも明らかにされました。

国内では、2016年より衛星放送による8K放送の試験放送が、2018年からは実用放送の開始が予定されていますが、既存のデジタルテレビ向けSoCと組み合わせることで8Kテレビを短期間で開発可能とするSCH801Aは、8Kテレビの本格的な普及の一助となることが期待されています。

なお、4月18日より米ラスベガスにおいて開催される世界最大の放送機器見本市「NAB Show」において、SHC801Aによる8Kデコード処理の実演デモが実施される予定です。

[ソシオネクスト via AV Watch]