韓国サムスンは27日(現地時間)、米サンフランシスコで4月27日から28日にかけて開催中のSamsung Developers Conference 2016(SDC 2016)において、「Vulkan」API規格に準拠して開発された最新ランチャーアプリのデモンストレーションを公開しました。

140 Vulkan API logo

最新のオープンソースグラフィックAPIであるVulkan APIは、スマートフォンなどにおいて現在主流の「OpenGL ES」を置き換える新規格として大きな注目と期待を集めており、米グーグルから近日中に発表される「Android N」においても、正式に対応が果たされる見通しとされています。

サムスンは今回、SDC 2016においてVulkan APIに準拠する最新ランチャーアプリのデモンストレーションを実演し、OpenGL ESベースの現行アプリに対する優位性を強調しました。

同社によると、現行ランチャーアプリと同等のパフォーマンスを維持しつつも、ホーム画面上でのページ切り替え(スクロール)動作において6.40%、アプリ一覧画面(ドロワー)の表示および終了動作において5.76%の省電力化を果たしており、3600mAhバッテリーを搭載する端末においては、40分のバッテリーライフ延長を実現させるとのことです。

140 brand new app launcher by Samsung with Vulkan API

SDC 2016で公開された最新ランチャーアプリに関するスライド

現時点では開発中の段階にあり、実際に製品化される時期は不透明とされています。早ければ7月中の登場も噂されている「Galaxy Note6」には、Android Nがプリインストールされるとも伝えられていますが、この新型ランチャーアプリも実装されているかもしれません。

なお、Vulkan APIは、ゲームなどのグラフィック機能が重要となるアプリケーションに大幅な性能および効率の向上をもたらすことが謳われています。

[Android Central via SamMobile]