Siriを超えるバーチャルアシスタントシステム「Viv」、来週発表へ ―Siriの生みの親が開発

Washington Postは4日(現地時間)、「Siri」の生みの親によって開発されたバーチャルアシスタントシステム「Viv」が、来る5月9日に正式発表されることを報じています。

31 VIV

米アップルの誇るバーチャルアシスタントシステムとして知られているSiriは、当初はダグ・キットラウス氏とアダム・チェイヤー氏の両名により共同創業されたSiri社によって開発されていた製品でした。同社は2010年4月にアップルにより買収され、その後はiOSシリーズの目玉機能として現在もなお開発が進められています。

しかしながら、キットラウス氏とチェイヤー氏は、アップルがSiriの機能を大幅に簡素化したことに反発し、同社を離反。その後は新たな開発チームを立ち上げ、Siri社の立ち上げより4年ほど前に発足したプロジェクトである「Viv」を蘇らせ、ついに来週の月曜日にその正式発表を迎えるまでに至りました。

Vivは、多くの点において、”かつて両氏が実現を目指したSiriのあるべき姿” を引き継いでおり、Siriやその他既存のバーチャルアシスタントシステムよりも、さらに高度な機能性を実現しているとされています。

31 Siri UI

実際に行われた公開デモ実演において、Vivは音声操作のみでピザを注文することに成功。トッピングの追加および取り消し、ピザのサイズ変更を確実にこなし、住所の入力に多少手間取ったものの、最終的に注文した内容通りのピザが、開発チームの手元に届けられたといいます。

なお、Vivは、サードパーティ製のアプリが提供する機能とシステムレベルでの “深い” 統合を果たしているため、アプリをダウンロードすることなく、Siriには実行できないような操作や支持をこなすことができるとしており、ピザの注文以外にも、Uberアプリの機能を介してタクシーの配車を行うなど、既に50以上のアプリとの連携を可能にしているとのことです。

開発チームの実に3分の1の人員がかつてSiriの開発に携わっていたというVivですが、はたしてどれほどの性能と機能性を備えたシステムとして登場し、また、どのプラットフォームに対してどのような形で提供されることになるのでしょうか。

[Washington Post via 9to5Mac]

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