GSMArenaは4日(現地時間)、台湾HTCの最新フラッグシップスマートフォン「HTC 10」の年間出荷台数が、わずか100万台にとどまるとの予測が発表されたことを伝えています。

32 HTC and ASUS Production Volumes of shipments in 2016prediction by TrendForce

ASUSとHTCの年間出荷台数予測

台湾TrendForceが発表した最新の予測によると、2016年におけるHTCの年間スマートフォン出荷台数は、前年度比26.8%減となる1317万台に終わり、また同社の本年におけるフラッグシップモデルであるHTC 10は、およそ100万台が出荷されるにとどまる見通しとのことです。

一方で、同じく台湾を本拠にする企業のASUSについては前年度比34.4%増の成長を遂げ、年間出荷台数は2150万台にまで達する模様。モバイル半導体の供給元を米インテルから米クアルコムへと乗り換えたことも、この大幅な成長予測の一因に挙げられています。

また、TrendForceは今回、中国の大手スマートフォンメーカー5社の出荷台数に関する予測も発表。ファーウェイ、OppoおよびVivoが軒並み堅調な伸びを見せる中、レノボとXiaomiについては、ともに15%前後のマイナス成長を果たす可能性を指摘しました。

32 Major Chinese brands Production Volumes of shipments in 2016prediction by TrendForce

中国の有力スマートフォン企業5社の年間出荷台数予測

反面、OppoおよびVivoは、それぞれ前年度比59.2%増と40.4%増という急激な成長を遂げることが予測されていますが、それでもなお、1億1900万台という他を圧倒する数字をもってファーウェイが頂点に君臨することとなる見通しです。

HTCが満を持して発売したHTC 10も、長らく続く苦境を乗り越えるための決定的な原動力とはならなかった模様ですが、既に同社はVR分野へと注力していく方針を打ち出しており、今後の巻き返しに期待したいところです。

[TrendForce via GSMArena]