VentureBeatは2日(現地時間)、米グーグルが、“モジュール組み立て式スマートフォン” 「Project Ara」について、計画を凍結させたことを認めたと報じています。

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ロイターは先日、2人の消息筋から得た情報として、Project Araの計画凍結が決定されたことを報じましたが、VentureBeatによると、グーグルの広報担当者を通じて、その報道が事実であることの確認を取ることに成功したとのことです。

残念ながら今回、広報担当者の口から計画凍結に関してそれ以上の情報が明かされることはありませんでしたが、今回のグーグルの動きは、ChromebookからNexusスマートフォンにまで及ぶハードウェア開発に投じる労力を合理化する政策の一環である模様。

また、消息筋の1人は、グーグルはおよそ3年間にも渡り研究開発を続けてきたProject Araの技術を世に送り出すこと自体は諦めておらず、ライセンス契約という形の下に、パートナー企業からProject Araの技術を採用した端末が登場する可能性があることを指摘しています。

なお、当初Project Araは、SoCやRAM、カメラにストレージ、バッテリーに至るまでスマートフォンを構成する多くの要素を自分自身で、交換することを可能にする非常に “夢のある” 製品として世界的に高い関心を集めていたものの、今年5月のGoogle I/O 2016において、ディスプレイ、プロセッサおよびRAMについては交換不可能となることが明言されていました(過去記事)。

意欲的に計画の進められてきた野心的な製品が、日の目を見ずにお蔵入りしてしまう様を見るのは何とも忍びないですが、Project Araの志を引き継いだ後進の登場に期待したいところです。

[VentureBeat via Phone Arena / ロイター]