グーグル従業員、守秘義務方針を巡って同社を起訴

The Informationは20日(現地時間)、米グーグルのプロダクトマネージャーが、同社を相手取り訴訟を起こしたことを報じています。

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報道によると、グーグルにてプロジェクトマネージャーを務めるジョン・ドウ氏が今回、同社の新たな守秘義務方針が州法に違反しているとして、同社を起訴したとのことです。

ドウ氏は同社を起訴するにあたり、問題の守秘義務方針が「情報漏洩を防ぐ」という名目の下に従業員同士の密告を推奨するような “内部監視プログラム” として機能することを指摘し、さらには「グーグルに関するあらゆる情報」が守秘義務の範囲となってしまうことが問題であると主張しています。

また、同氏はこの方針に則った場合、同社内で行われた違法行為や違法な労働環境などについて、外部の法的機関などに訴えることも義務違反となってしまうほか、グーグルの従業員を題材にした小説を発表する場合にでさえ、会社による最終的な “検閲” が必要となる点についても批難しました。

グーグルは今回の起訴内容について、「事実無根である」ことを明言しており、争点となっている守秘義務方針はあくまでも同社の保有する事業情報の漏洩を防ぐ目的のものであり、業務や労働環境に関する情報封鎖を従業員に強いるようなものではないと反論しています。

なお、仮にグーグルが敗訴した場合、最大で従業員1人あたりにつきおよそ1万4600ドル(約171万円)、総計およそ38億ドル(約4460億円)もの賠償命令が下される可能性があるとのことです。

[The Information via The Verge via Phone Arena]

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