米クアルコムは1日(現地時間)、急速充電技術の次世代規格「Quick Charge 4+」を発表しました。

今回新たに発表されたQuick Charge 4+は、昨年11月に発表された「Quick Charge 4」の後継規格であり、充電速度および電力効率の改善に加え、安全性の向上もが実現されています。

プレスリリースによると、Quick Charge 4+では、前世代規格にも採用されていた「Dual Charge」機能がさらに進化。2基のICチップを活用して電力管理を行う点については同様ですが、新たに「Intelligent Thermal Balancing」と呼ばれる機能が追加されました。

この新機能により、充電時には常に“最も温度が低い状態にある電流経路” が自動的に使用されるようになったため、従来以上に最適化された電力供給が可能になったとされています。

さらには、「Advanced Safety Features」と呼ばれる安全機能も実装されました。これにより内蔵バッテリーのほか、端末本体およびコネクタの温度も同時に監視されるようになり、過熱に起因する事故の発生が未然に防がれます。

そして、これら多くの改善がもたらしたのは、Quick Charge 4比で最大15%の充電速度の向上と、最大30%の電力効率の改善。安全性を高めつつ、堅実な進化を果たしました。

なお、数日前に中国ZTEから発表された最新フラッグシップスマートフォン「nubia Z17」が、世界初のQuick Charge 4+対応機種となります。今後、対応機種は順次拡大されていく見通しです。

[クアルコム via Phone Arena]