Phone Arenaは8日(現地時間)、「Google Assistant」への実装が計画されている新機能について、米グーグルが新たな情報を公開したことを伝えています。

先日、ポーランド国内においてグーグルの開発者向け年次イベント「Google Developer Days Europe」が開催されましたが、同社は今回、同イベントでの発表を収めた動画をYouTube上に公開。

2日目の基調講演では、Google Assistantに実装される新機能や改善点に関する発表も行われました。

以下は、今回発表された主な新機能および改善点。

より複雑な質問に対応可能に

現在のGoogle Assistantは、天気予報や交通状況など、既に様々な情報の検索を可能にしていますが、進化したGoogle Assistantでは、より複雑な条件や細かい指定を含めた質問を理解し、実行可能になるとのことです。

基調講演で実際に披露されたデモにおいては、主演俳優の名前と映画内でのワンシーンに関する説明を聞いたGoogle Assistantが、見事にその映画の題名を検索して見せています。

新たに「Google翻訳」と連携へ

また、新たに “Be my [言語名] translator([言語名]の翻訳家になって) ” というフレーズをキーワードに、Google翻訳との連携が可能になるとのこと。

翻訳モードに移行した後は、ユーザーが入力した単語や文章は指定した言語に変換され、自動的に音声として再生されるほか、同じ情報がディスプレイ上にも表示されることとなります。

ユーザー個々人へのさらなる最適化を可能に

さらには、住所や好きなスポーツチームなど、既にある程度ユーザー個人の情報や好みなどが検索アルゴリズムに反映されるようにはなっていますが、近日中により進んだユーザー個々人への最適化が可能になることも明かされました。

実演デモにおいては、「気温が25℃以上の時だけ、私はチューリッヒ湖で泳げる」と語りかけられたGoogle Assistantは、その後の「今週末、私はチューリッヒ湖で泳げるかな」という質問に対して、「週末の気温は25℃以下との予報なので、泳げません」と回答しています。

文脈を判断する能力を強化

そのほか、文脈を判断する力も強化されるとのこと。ユーザーとのやり取りの中から文脈を読み、よりユーザーの意図に沿った検索結果を表示可能になるとされています。

「Google Lens」とも連携可能に

そして、今年5月に発表されたAI(人工知能)を活用したビジュアル検索機能「Google Lens」との連携も可能になることが予告されました。

デモにおいては、カメラで捉えた食べ物を認識し、カロリー量を尋ねる質問に応えたほか、やはり正確に貨幣を認識し、即座に異なる通貨への換算も行って見せています。

 

なお、上記の新機能が広く実装される時期については、数ヶ月以内または来年以降とのこと。

日本語版Google Assistantが、どこまでこれらの恩恵に与ることができるかは不明ですが、近い将来に多かれ少なかれ機能の改善が果たされることとなりそうです。

[YouTube via Phone Arena]