「東京特許許可局、東京特許許可局、東京特許キョキャキョキゅ、東京トッくぁwせd」。単純な言葉の並びのはずなのに、早口で繰り返そうとすると、どうしてもつっかえてしまう…。こうした早口言葉は日本のみならず世界中に存在している文化の一つですが、このたびマサチューセッツ工科大学(MIT)のStefanie Shattuck-Hufnagel氏らが「最強」の英語早口言葉を開発したとして、海外で話題になっています。

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これは、脳の発話メカニズムに関する研究の一環として行われたもの。

Shattuck氏らはまず、単純な単語と、同じ表現を含む長文フレーズをボランティアの人たちに発音してもらい、それぞれの間違えやすさを比較。その結果、特定の単語を2つ組み合わせたフレーズでは “top cop→cop cop” や “toy boat→toy boyt” のように単語の一部が置き換わったり、舌がもつれて “t’kop” のようになってしまう現象が多発したとのこと。

これらの、ミスを誘発しやすい単語の組み合わせを次々とリストアップしてゆき、最終的にできあがったのが “pad kid poured curd pulled cod” というフレーズ(この文自体には特に意味はない)。あえて日本語のカタカナ発音に変換すると「パッド キッド ポウアード カード プルドゥ コッド」といった感じでしょうか。

日本語にしてみると実に単純な音列となりますが、ネイティブが正確に発音した場合はかなり難易度が高くなるようで、早口で10回言えたら「合格」であるのに対して、テストに協力したボランティアの中には完璧に言えた人がほとんどいなかったとのことです。

今回の研究成果は、米国音響学会(Acoustical Society of America)の第166回講演会で発表予定となっていますが、この要旨がEurekAlertに公開されていますので、興味のある方はチェックされてみてはいかがでしょうか。ところで、「日本語最強」の早口言葉ってどんなものになるんでしょうね…。

[FOX News] [mailonline] [The Independent] [BBC News]