米ロスアラモス研、D-Wave製の商用量子コンピューターを発注

2015年11月12日 00:52 │Comments(0)

Written by くまむん

米国のロスアラモス国立研究所は11日(現地時間)、米国の国立研究所としては初となる商用量子コンピューターの発注を行ったと発表しました。

DWave-2X

今回の発注は米国の国家戦略コンピューティングイニシアチブ(U.S. National Strategic Computing Initiative)の計画の一環で、対象製品は米D-Wave社の最新機「D-Wave 2X」とのこと。同機は今年10月にも、NASAとGoogleが共同で開発を進めているプロジェクトに導入されています。

D-Waveの基礎原理となっている「量子アニーリング」と呼ばれる原理については未だに科学的議論が続いていますが、米国のコンピューター戦略を考える上では莫大な投資を払ってでも研究する価値があると判断したということでしょう。同研究所の兵器開発管理部門(Los Alamos’ Weapons Physics Directorate)のMark Anderson氏は「従来のコンピューター技術が限界に来ている現状で、ミッションを実現する上で重要な技術の調査を進める必要がある」と語っています。

原子力工学を始めとした最先端研究の拠点として知られるロス研ですが、組み合わせ最適化などに威力を発揮すると言われる量子コンピューターをどのように活用してゆくつもりなのか、気になるところです。

[THE VERGE]

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