NASAのオリオン宇宙船にはiBook G3と同じプロセッサが使われている

2014年12月10日 20:06 │Comments(6)

Written by くまむん

つい先日、初フライトを成功させたばかりのNASAの次世代宇宙船「オリオン」ですが、この宇宙船にはおよそ10年前に発売されたアップル社のiBook G3と同じプロセッサ “IBM PowerPC 750FX” が採用されているとのことです。

iBook-G3-Dual-USB

PowerPC 750FXは、元々ボーイング757への搭載を目的に、米IBM社が開発したプロセッサ。最大周波数は900MHzとなっており、スマートフォンとの比較では、2012年発売のGalaxy S3と同等の計算能力であるとのこと。

しかし、今回のオリオン・プロジェクトでは、ヴァン・アレン帯と呼ばれる強力な放射線帯の中を航行する必要があることから、信頼性の高さや20秒という比較的短い時間でリブートが可能であることを重視し、このプロセッサをベースとしたコンピューター二台を互助的に運用する設計になったとのこと。

当時はiBookのCPUが宇宙船の頭脳として復活するとは予想だにしませんでしたが、いずれにしても、まずは2021年頃に予定されている月面探査ミッションが成功することを願いたいものです。

[dailymail]

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