論文のタイトルが短いほど引用数が増える?

2015年8月26日 15:17 │Comments(0)

Written by くまむん

Scienceが、論文のタイトルを短くするほど引用数は増える傾向にあるとしたRoyal Society Open Science誌掲載の研究結果を紹介しています。

英ウォーウィック大学のデータサイエンティストであるAdrian Letchford氏らの調査によると、2007年から2013年にかけて公開された学術論文14万報を分析した結果、タイトルの文字数と年間の引用数との間には緩やかな逆相関が見られ、特に2007年から2008年にかけて公開された論文ではその傾向が顕著であったとのこと。

ただ、医学ジャーナルの「The Lancet」と姉妹誌の「The Lancet Oncology」ではタイトルが長くても引用数が伸びており、一方で高エネルギー物理学の専門誌「Journal of High Energy Physics」では短いタイトルでも引用数が少なくなるなど、一部で例外的な傾向が見られたそうです。

分野ごとに多少の傾向変化は考えられるものの、 英ウォーウィック大学のデータサイエンティストであるAdrian Letchford氏が「タイトルが短いほど読みやすく、理解しやすいということは考えられる」と述べる通り、引用数を伸ばす上での一つの参考にはなるかもしれません。

なお、これまでで最も長いタイトルは2011年にJournal of the American College Of Cardiology誌に掲載された論文(長いので省略)で、最も短いタイトルは2012年にThe Lancetに掲載された “Myopia” という論文だそうです。

[Science(記事執筆時点でRoyal Society Open Scienceの原著はオンライン未公開)]

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