スマートフォンにもKinect(のようなもの)が搭載可能になるかもしれません

2013年11月2日 22:02 │Comments(6)

Written by くまむん

カリフォルニア大学バークレー校のRichard Przybyla氏らはこのたび、超音波によってコンピューターのジェスチャー動作を読み取ることで、”Kinect” のような機能を可能にする技術を発表しました。非常に小さなチップで実装可能であることから、スマートフォンやタブレット端末などへの搭載も有望視されています。

ユーザーのジェスチャーをゲームやコンピューターのバーチャル空間に反映させる技術では、”Kinect” やLeap Motion” といったデバイスが有名ですが、これらの機器ではモーション検出のために光(赤外線)を使用しているため、周囲の環境光に影響を受けるほか、一定以上のダウンサイジングが困難であるといった弱点があります。

今回、Przybyla氏はユーザー検出のプローブに超音波を利用することで処理部を圧倒的にコンパクトにすることに成功したと語っており、実際に公開されたチップを見てみると、スマートフォンなどにも十分に組み込むことが可能であることがわかります。

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右側のピンク色のチップが超音波の発生部で、下のさらに小さなチップが処理部。

Przybyla氏らは、この技術の製品化を目的とした “Chirp Microsystems” というベンチャー企業を既に立ち上げており、実用化に向けて開発を加速させているとのこと。数年後のスマートフォンには、Kinectライクな機能が搭載されているかもしれませんね。

[U.C.Berkley via Phys.org]

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くまむん

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企業の研究所でR&D業務に携わっておりましたが、2013年4月をもって退職し、当サイトの専属となりました。ソース明示とポイントを押さえた解説を心がけてゆきたいと思います。

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