iTunes Storeから「ランティス」や「ジェネオン・ユニバーサル・エンタテイメント」の楽曲が消えているとツイッター上などで話題になっている。この件に関して両社やアップルから正式なコメントは出されていない。
同件については、22日昼頃からツイッターなどで話題になっており、一部憶測では本日から「iTunes Plus」の適用範囲をほぼ全曲に広げたことが原因ではないかと言われているが詳細は不明だ。
iTunes Plusは、DRMフリーで256kbpsの高音質で楽曲を配信するサービス。従来、大半の楽曲はiTunes Plusには対応しておらず、DRM付きの128kbpsで配信されていた。
しかし、レーベルがiTunes Plusを希望しない場合は従来通りの仕様で配信をすることが可能であり、必ずしもiTunes Plusが影響したとは言えない状況だ。
筆者が確認したところ、検索結果からも大半の曲が削除されている上に、検索結果として表示された曲を選択すると「ご希望のアイテムは、現在日本の Store ではご利用いただけません。」とエラーメッセージが表示される。
同件については不具合等の可能性も考えられるため、アップル、レーベル両方の発表を待ちたい。
[2012/02/22 18:51 JST]
赤字打消し線部分を訂正いたしますことをお知らせするとともに、お詫びいたします。
赤字の部分について情報ソース側で訂正が入りました。
(以下、引用)
記事初出時、iTunes Plusの対象曲をiTunes Store内の「大半の楽曲」と表記しておりましたが、これを「全曲」と改めました。読者のみなさまにお詫びし訂正いたします。
初出時に「大半の楽曲」と表記したのは、記事執筆時点で、iTunes Store内のiTunes PlusのFAQページに「iTunes Store内の楽曲すべてがiTunes Plus」で提供される」という表記と、「レーベルが楽曲をiTunes Plusで提供しない場合は、これまでどおりの仕様で提供される」という旨の表記が混在し、矛盾していたことが理由の一つです。
また編集部で確認したところ、iTunes Store内から既存の楽曲をアップグレードするページで、44曲の手持ち楽曲のうち29曲しかアップグレード対象にならず、なおかつアップグレード非対 象だったコンテンツをもう一度購入し直した場合でも、本日午前の段階では128kbpsのDRM保護コンテンツがダウンロードされたことにより、「全曲」 という表記を控えて記事化しました。
記事掲載後、アップルに確認したところ、FAQの「レーベルが楽曲をiTunes Plusで提供しない場合は、これまでどおりの仕様で提供される」という旨の表記は誤りであったことがわかりました。
また、アップグレード非対象のコンテンツがあることは、この注記を書いている時点でも依然として確認できますが、再度アップグレード非対象コンテンツを購 入し直したところ、256kbpsのDRM無しコンテンツがダウンロードされ、iTunes Plusの音源が用意されていることがわかりました。
さらに、アップルの公式見解としてもiTunes Store内全曲がiTunes Plusであることが確認できました。
これらのことから、試した際の現象が一時的なものだったと判断し、表現を改めました。ご理解を頂けたら幸いです。
以上のことから、iTunes Plusによる配信の適用範囲は「全曲」となり、例外がないことになります。なお、アップル、レーベル会社の双方から楽曲の配信が停止した件に関しまして発表がない点につきましては変わりありません。従いまして、不具合の可能性も未だ残されていることをご留意くださいますようお願い致します。
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