米アップルは7日(現地時間)に開催したイベントで、新型タブレット「iPad」を発表した。名称から連番などを省き正式名称は「iPad」となる。扱いとしては第三世代。日本を含む10か国で3月16日(日本時間)に発売される。予約は本日8日から。
第三世代iPadの主な特徴は、従来よりもきめ細やか画面表示が可能になった 9.7インチ液晶ディスプレイ「Retina ディスプレイ」を搭載。2048×1536ピクセル解像度(従来は1024×768ピクセル)に対応する。本体背面に搭載されるカメラは500万画素、1080pの動画撮影も可能になった。
また、最大73Mbpsの次世代高速通信「LTE」に対応するが、米国以外の展開は現時点では不明。
心臓部のプロセッサには同社が新たに開発した「A5X」を採用。1つのチップに2つのコアを内蔵する「デュアルコア」を前世代A5から継続。グラフィック処理機能が大幅に強化され、こちらは「クアッドコア」となっている。
ソフトウェア面では、音声入力をサポート。キーボードに現れるマイクボタンを押すことで文字を声で入力することができる。対応言語は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、日本語に対応する。
本体外観は厚さ9.4mm、約680グラム。連続稼働時間は最大10時間(4G版は9時間)。
本体の記憶容量は3種類で、16GB・32GB・64GBの3モデルが用意される。本体カラーはブラックとホワイトの2種類。
通信形式はWi-Fiのみが使える「Wi-Fi」、次世代高速通信LTEに対応する「Wi-Fi / 4G」の2種類が用意される。なお4G版は3G回線にも対応する。
価格は下記の通り。
本体価格
通信方式/容量 | 16GB | 32GB | 64GB |
Wi-Fi版 | $499 | $599 | $699 |
Wi-Fi / 4G版 | $629 | $729 | $829 |
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