この建物を見てください。どこかの巨大ショッピングモールでしょうか。それとも、儲かってるIT企業のリッチな新社屋? 実は、これがアップルの新しいデータセンターです。
ノースカロライナ州メイデンに建てられたこのデータセンターは、建物の外観にもこだわった仕上がりになっています(ガラス張りがセキュリティ上、気になるところですが)。
たかがデータセンターにここまでの建物を使われると、日本の社屋って…と思ってしまいますが、そこは他人は他人。時価総額世界一の企業と比べるのがナンセンスかもしれません。
今、アップルはアメリカ全土にデータセンターを建設しています。まさしく「建設ラッシュ」という言葉が相応しいでしょう。
20日(現地時間)、AP通信が伝えるところによると、アップルはオレゴン州に新たなデータセンターを建設することで自治体と合意に至ったとされています。このプロジェクトでは、160エーカー(65ヘクタール)敷地に約200億円も投じられます。
アップルは15年間の固定資産税を免除される代わりに、毎年15万ドル(約1200万)の手数料を支払い、さらに、少なくとも35もの職種を創設し、平均賃金150%の給与で新たな雇用を生み出すことになりました。
iCloudやiTunes Match対象国が拡大するなど、データセンター需要が急激に増えていると思われますが、それにしても建設しすぎな気がしてなりません。アップル独自のMAPアプリや、検索サービスを提供するのではないかとの噂もありますが、その実現のためなのでしょうか?
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