VR-Zoneによると、マイクロソフトは次期モバイルOS「Windows Phone 8」にKinectを統合させようと取り組んでいるとのことです。
Kinectは同社のゲーム機「Xbox 360」向けの入力デバイスで、ジェスチャーや音声による高品質な入力を可能とするナチュラルユーザーインターフェースです。Kinectによる認識・解析精度は、同様の他のゲーム入力デバイスと比較すると圧倒的な性能を誇っており、Windows向けSDKが公開されたことで様々な用途で利用されはじめています。
情報によるとWindows Phone 8のリリースに間に合うかどうかはギリギリのところであり、1回目ないし2回目のアップデートで実装される見込みであるとしています。
その一方で開発上の課題は多く残されているとしており、スマートフォン上にKinectを実現するために必要な3台のカメラを搭載する余裕がないとしています。
Kinectは3台のカメラのうち1台を最も重要な赤外線カメラに割り当てており、奥行・空間を認知するために用いられています。また暗い場所でも認識するために重要な役割を果たしています。
マイクロソフトがどのようなアプローチで解決するかは今のところ不明ですが、後発のWindows Phoneにとって新たな魅力の1つになることでしょう。
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