京セラは8日(現地時間)、Android 4.0搭載スマートフォン「Hydro」と「Rise」の2機種を、米国で開催中の無線通信国際展示会「CTIA Wireless 2012」で発表しました。ローエンド向けデバイスに位置づけられた同端末は、初めから海外市場をターゲットに投入される見込みです。
「Rise」はQWERTYキーボードを搭載するスライド式の端末で、「Hydro(ハイドロ)」は名前から連想されるように IPX5/7 相当の防水端末です。その他のスペックについては特に変わりはなく、以下のスペック表通りの仕様になっています。
搭載OS | Android 4.0系 |
CPU | 1GHz Snapdragon S2 (MSM8655) |
メモリ | 512MB |
ストレージ | 2GB |
外部ストレージ | microSD 最大32GB |
ディスプレイ | 3.5インチ IPS液晶 |
解像度 | 480×320ピクセル |
背面カメラ | 320万画素 |
バッテリー容量 | 1,500mAh |
対応通信 | EV-DO Rev A and 1X Advanced |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 2.1+EDR |
Riseの本体サイズ
サイズ inch to mm | 112mm(H)×60mm(W)×14mm(T) |
重量 oz to gram | 157g |
Hydroの本体サイズ
サイズ inch to mm | 115mm(H)×61mm(W)×12mm(T) |
重量 oz to gram | 117g |
他の国産メーカーが国内向けモデルを重点的に開発していたのに対し、京セラはグローバルモデルを開発・投入してきました。過去と同様に、今回も米スプリント・ネクステル向けの端末だと思われます。なお、発売予定時期は2012年下半期とのこと。
いくつかの海外ネットメディアを見るに、実際に触れた感触はとてもよさそうな雰囲気でした。特に、ローエンド向けデバイスながらも快適に動作するらしく、Riseのキーボードも使いやすいとのことです。また、京セラの担当者の話として「消費者からの要望に応えた端末として設計された」としており(BGR)、京セラが着実に海外市場に踏み込んでいる様がうかがいしれます。
[BGR]
http://www.theverge.com/2012/5/8/3006590/kyocera-rise-hydro-hands-on-android
[phonedog]
http://www.phonedog.com/2012/05/08/kyocera-announces-the-hydro-and-rise-both-with-android-4-0/
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