衰退する自作PC市場の代わりに秋葉原の電気店を侵食しつつある格安の「中華タブレット」。価格が5,000円~13,000円といった安さを実現しながらも、最新のAndroid 4.0やIPS液晶などを備える「必要十分」を満たす人気の商品です。
年末までにはデュアルコアの商品が主流になるとみられ、ブラウジングや動画視聴の用途ならばコストパフォーマンスは抜群です。
中華タブレット最大の魅力は何といっても「安さ」にあります。規格落ち部品を採用するなど、安いのには様々な理由があるのですが、組み立て工程をいかに安く行うかも重要なキーポイントの1つです。そんな安さの原動力になっている中華タブレット製造現場に潜入した動画をご紹介します。
場所は中国シンセンの工場。1日の製造台数は4,000台です。iPadなどを製造するFoxconnと比較すると、防塵服を着用していないといった粗さも目立ちます。髪の毛が混入していたという話も聞きますが、納得の製造現場です。
なお、ラインで作られているのは55ドル(約4,300円)の7インチタブレット。ARM Cortex A8ベースの「Boxchip A13」を搭載したものとのことです。
画面端には年齢的に…と思われる作業員の姿も見られますが、格安中華タブレットはこのような工場で作られているようです。
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