自動車製造を手掛けるヒュンダイ(韓国)が、ロシア市場をターゲットにAndroidタブレットを投入することが明らかになりました。全部で3機種(+3G回線モデル1機種)の発売が予定されており、標準でカーナビを搭載した安価なタブレットになるとのことです。
画面サイズは7インチ、7.9インチ、10.1インチの3種類。9月頃に発売されるとみられていますが詳細なスペックは明らかになっておらず、ヒュンダイ車との密な連携機能などが存在することも十分に考えられます。
- Hyundai HT-7B
- 7インチ液晶1024×600ドット表示
- 1GHz駆動CPU(サムスン製)
- 1GB RAM
- 8GB ストレージ
- 200万画素リアカメラ
- 30万画素フロントカメラ
- Wi-Fi
- GPS
- 4,000mAhバッテリー
- 209グラム
- 207ドル(約1万6400円)
- Hyundai HT-7G
- 7Bモデルに3G回線対応を加えたモデル
- 215グラム
- Hundai HT-9B
- 7.9インチ液晶1024×768ドット表示
- 1.2GHz駆動 Cortex A8 CPU(サムスン製)
- Mali-400グラフィックス
- 1GB RAM
- 16GB ストレージ
- 200万画素リアカメラ
- 30万画素フロントカメラ
- Wi-Fi
- Bluetooth
- GPS
- 5,600mAh
- USB 2.0 / HDMI出力
- 物理式フルキーボードドック
- 金属製ボディ
- 605グラム
- 270ドル(約2万1400円)
- Hyundai HT-10B
- 9.7インチ液晶1024×600ドット表示
- その他はHT-9Bと同じスペック
- 311ドル(約2万4600円)
販売目標は2012年に20万台としており、3年後にはロシア市場の7~8%まで拡大することを狙っているとのことです。
ロシアでは国内ブランド「ラーダ」が圧倒的な販売台数を誇っていますが、ヒュンダイと傘下の起亜が健闘しており、欧州車と抜きつ抜かれつの争いを繰り広げています。今回の自社ブランドのタブレットを投入することで、他社にはないプレミアム感(先進性)を演出する狙いがあるものとみられます。
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