WMPoweruserによると、Windows Phone 8で登場するいくつかの新機能がWindows Phone 7.8にも適用されることが明らかになりました。これはノキアの内部文書から明らかになったもの。
『Windows Phone 7.8とは一体なに!?』と思われる方もいらっしゃると思います。実は、既存のWindows Phone端末は「Windows Phone 8」にアップグレードが出来ず、いわゆる切り捨て状態になることが発表されています。
ハードウェアの制約上仕方ないという側面があるのですが、批判的な声が全くないわけではありません。ただし、ばっさり切り捨てられたというわけではなく、「Windows Phone 7.8」という中間バージョンをリリースすることでWindows Phone 8の新機能を出来る限り既存ユーザーに提供しようとする試みが行われます。
今回明らかになったノキアの内部文書から分かることは「Windows Phone 8で出来て7.8で出来ないことが何か」ということです。以下にWindows Phone 7.8では提供されない機能を抜粋します。
- OTAによるアップデート
- WVGA以上の画面解像度をサポート
- Internet Explorer 10
- マルチコアプロセッサのサポート
- Windows Phone Wallet(電子決済)
- NFC
- マルチタスク
- Micro SDカードのサポート
- 端末管理(会社用スマホを管理者が一括管理できる機能)
- カンパニーハブ(企業独自のUI)
- セキュアブート・暗号化
一部ハードウェアの制約上、出来なくて当たり前の要素も含まれているのですが、WMPoweruserも指摘しているように最新ブラウザ「Internet Explorer 10」が提供されないことに批判が集まっているようです。
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