“OMAPでお馴染み” と言うとどこか違和感がありますが、最近は「OMAP」が目立っているテキサス・インスツルメンツ(TI)のモバイルチップ事業に買収話が持ち上がりました。その相手とは「アマゾン」です。
アマゾンが販売する「Kindle」シリーズの新型には、TIが製造する「OMAP」プロセッサが多数採用されています。
TIは2012年9月の電話会議で、将来的に自動車や産業用ロボットなどの組み込み分野へ駒を進め、携帯電話をはじめとしたモバイルチップ事業からの脱却を図るビジョンを明らかにしていました(一部ではOMAP 5からキャンセルされるような報道がありましたが、それはTIが否定しています)。
仮にアマゾンが好条件で買収するならばTIにとっても良い話といえるかもしれません。気になるのはOMAPシリーズを採用するその他のベンダーの行方です。アマゾンへの独占供給体制が築かれるならば、クアルコム・NVIDIA・SAMSUNGなどへのメーカーへ鞍替えする必要が出てきます。
老舗の半導体メーカーと各ベンダーの行方はいかに。
[CNET]
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