29日(現地時間)、米ウォールストリートジャーナル、ニューヨーク・タイムズ、CNNなどが伝えるところによると、米アップルが同日に発表した、iOSソフトウェア担当上級副社長スコット・フォーストール氏の退社を後押しした理由に、同氏の地図問題への謝罪拒否があっとのことです。
iOS 6から採用された「Apple maps」はご存じの通り、非常に悪い出来であることが世界中で話題になりました。もちろんiOSソフトウェア開発を率いるスコット氏はApple mapsにも関わっています。
地図への強い批判を受けて、9月28日には同社CEOのティム・クック氏の名前で謝罪文が掲載されています。報道によるとその謝罪文にスコット・フォーストール氏が署名することを拒否したとのことです。その結果、クックCEOが署名を行ったとしています。
他にも幹部などと対立を深めていたことが伝えられており、スティーブ・ジョブズに負けず劣らず数々の摩擦を引き起こしていたとのことです。
今回の決定が責任を取っての辞任なのか、または対立によるものなのかは明らかにされていませんが、”あのオンライン地図” はアップル社内にも波紋を呼んでしまったようです。
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