ウォールストリートジャーナル(以下WSJ)は17日(現地時間)、台湾ASUSが「Windows 8」を「Padfone」に搭載するためにマイクロソフトと協議していると、ASUSのモバイル部門上級副社長Benson Lin氏のインタビューとして伝えています。
PadfoneとはASUSが発売しているスマートフォン兼タブレット端末の名称で、普段はスマートフォンとして使い、それを液晶付きのドックの背面に挿すとタブレットとして使える製品のことです。日本でも「Padfone 2」がSIMフリー端末として今月12日発売されました。
Lin氏はインタビューの中で、「PadfoneはWindows 8のコンセプトに非常に適合している」「時期はいつになるかわからないが、Windows phoneも作りたい」と語ったとのこと。マイクロソフトの広報はASUSとの協議についてのコメントを拒否しています。
現在、ASUSはAndroidを搭載したPadfoneを販売していますが、PadfoneにWindows 8を搭載する計画があるというのは正直驚きです。もしかしたらこの「Windows 8」とは「Windows Phone 8」を指しているのかもしれません。Padfoneは1つの回線契約でスマートフォンでもタブレットでもモバイル通信が利用できる非常に興味深い商品であり、このコンセプトがどこまで市場で受け入れられるのか楽しみです。
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