ベトナムウェブサイトのSONY VIETは18日(現地時間)、ソニーの「Xperia Z」と、米アップルの「iPhone 5」、そして中国OPPOの「OPPO Find 5」におけるカメラ性能の比較を掲載しています。
三機種のカメラ性能をおさらいすると、まず、Xperia ZとOPPO Find 5は同じソニー製の積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」(約1310万画素)を搭載し、HDR撮影に対応したことで逆光に強いことをアピールしています。iPhone 5はソニー製の裏面照射型CMOSセンサー「iSightカメラ」(約800万画素)を搭載し、こちらもHDR撮影に対応しています。
下記で紹介する6つの画像が今回の比較画像です。Xperia Zはソニーのノイズ抑制技術により、他の2つのスマートフォンよりノイズが抑えられているとのことです。
Xperia ZとiPhone 5は樹木のディテールがしっかりしている一方で、OPPO Find 5は甘くなりがちです。屋根瓦を見る限りではレンズの歪曲はXperia Zが一番少ないように感じます。
Xperia Zは暖色系の色作りで対照的なのはOPPO Find 5。両機種とも庇(ひさし)の影に隠れるドア扉の暗所もしっかり捉えているのに対して、iPhone 5は暗く潰れています。これは、センサーの差が大きいものと思われます。
3機種の中で唯一、OPPO Find 5は白とびが発生。全体的に黄色が強い画になっています。一方で、iPhone 5は青空が綺麗に写るように処理されているようにも見受けられます。
特筆すべき点は6つ目の画像で、iPhone 5とOPPO Find 5は逆光の影響でビルが真っ暗になってしまっていますが、Xperia Zはきちんとビルのディテールを確認できます。また、OPPO Find 5は屋外の撮影で白っぽく、屋内の撮影では青っぽい作例になっている一方、Xperia Zはどちらの状況下でも自然な色合いになっています。
この画像の比較から得られる結論は、新型センサー「Exmor RS for mobile」とソニーの画像処理エンジンの相乗効果により、Xperia Zの卓越したカメラ性能が実現されているという事ではないでしょうか。Xperia Zは明日ドコモから「SO-02E」として発表されるとみられており、いやがおうにも期待が高まります。
[SONY VIET via phone Arena]
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