サムスン電子は9日(現地時間)、8コアSoC「Exynos 5 Octa」をCES 2013で発表しました。

新しく発表されたExynos 5 Octaは28nmプロセスで製造され、8つのコアを搭載しています。8つのコアは高負荷用と低負荷用に4つずつに分かれており、一方が1.8GHzで駆動する「Cortex-A15」世代のクアッドコアで、もう一方が1.2GHzで駆動する「Cortex-A7」世代のクアッドコアで構成されています。

この、用途が異なる2つのコアを組み合わせる手法は、ARMの「big.LITTLE」テクノロジーにより実現しており、日常的な低負荷処理を省電力のコアに任せることでバッテリーを長時間持続させることができるとのことです。なお、GPUにはARM の「Mali-T678」を搭載してるとのこと。

 

低負荷用のコアを同社製の「Exynos 5 Dual」と比較すると、消費電力を最大70%抑えることができるとしています。また、「Nexus 10」などに搭載されている「Exynos 5 Dual」よりも性能が大幅に向上しており、「Exynos 4 Quad」を含む既存のどのモバイルプロセッサよりも3D性能が2倍向上していると発表しています。

「big.LITTLE」と同様の技術は、NVIDIAの「Tegra」でも採用されており、こちらは「4+1コア」で実現しています。この発表により、クアルコムの「Snapdragon 200,400,600,800」、NVIDIAの「Tegra 4」、インテルの「Clover Trail+」と、主要な次世代モバイルプロセッサの概要が明らかになったことになります。2013年のモバイルプロセッサの覇者は一体どのメーカーになるのでしょうか。

[THE VERGE]